リモートAPIとは

MxNetネットワーク API

Matrix セキュリティドングルを操作するには Matrix APIを利用します。Matrix APIには サーバに接続されたMatrixドングルを複数のクライアントで利用するための MxNet ネットワーク APIも備わっています。 サーバとなる PC では標準添付のMxNetサーバプログラムを動かします。
MxNetネットワークAPIは Matrix APIの一部です。Matrixプロテクションシステムではドングルを 複数のクライアントで共有したければすぐに利用できます。

MxNetネットワークAPIの特徴と短所

  • MxNetネットワークAPIは Windowsのファイル共有をベースにしたソリューションです
  • このため 小規模社内LAN でのみ利用可能です
  • ローカル API がすべて利用できるわけではありません(書込/暗号 API は備わっていません)

リモートAPI

リモート APIは TCP/IPネットワークに対応したネットワーク API です。クライアントはインターネットを経由して 遠隔地のサーバのドングルを操作できます。書込/暗号もサーバ側設定により可能です。

Hyper-Vでの利用に最適です。Hyper-Vの子環境は USBドングルを認識しません。USBドングルを認識する親環境でサーバを実行、子環境でリモートAPIを呼び出すことで親環境を経由して Matrixドングルを利用できます。複数の子環境から1つの ドングルを共有できます。

Matrix APIの一部ではありません。Matrix APIとは別のドングル共有のための API です。しかし、リモートAPIは Matrix APIとほぼ一対一で対応しています。

対応例

Matrix API
初期化 Init_MatrixAPI()
解放 Release_MatrixAPI()
読込 Dongle_ReadData(usercode,data,count,DngNr, Port)
書込 Dongle_WriteData(usercode,data,count,DngNr,Port)
暗号化 Dongle_Encrypt(usercode,datablock,DngNr,Port)
リモートAPI
初期化 rInit_MatrixAPI()
解放 rRelease_MatrixAPI()
読込 rDongle_ReadData(usercode,data,count,DngNr,Port)
書込 rDongle_WriteData(usercode,data,count,DngNr,Port)
暗号化 rDongle_Encrypt(usercode,datablock,DngNr,Port)

Matrix APIの関数名の先頭に "r" を付けたものがリモート APIになります。引数は同じです。既存の プログラムをリモートAPI対応にするにはMatrix APIの関数名に "r"を追加するだけです。

初期化<rInit_MatrixAPI>でサーバとセッションを開始、rDongle_ReadDataを呼び出すとサーバ側のドングルの データを読み込みます。Matrix APIでローカルドングルを操作するのとほぼ同じ方法でリモートドングルを 利用できます。