Linuxへのログインを Matrix USBキーで可能にする PAM (Pluggable Authentication Module )

Linux USBキー認証

pam_matrix を設定すると PAM対応のプログラムに対して Matrix USBキーで認証が可能になります。 USBキー認証時、キーの持ち主を認証するPIN を入力します。

Linuxのコマンドラインでのパスワード入力はエコーされません。複雑で長いパスワードを設定すると パスワード入力が困難です。システム管理するためにユーザを簡単に切り替えることができると便利です。 このPAMモジュールを使えば複雑で長いパスワードを設定することができます。USBキーを接続してあれば PINコード入力だけでログインできますし、接続していなければパスワードでも認証できます。設定により USBキーがなければログインできないようにすることもできます。

GDMでのグラフィカルログイン、文字端末ログイン、su によるユーザ切り替え、ロック解除など PAM対応の プログラムの認証をUSBキーで行えるようになります。USBキー認証したいプログラムに対してこのモジュールを 有効にしてご利用いただけます

利用するUSBキーには事前にはユーザ名/グループ、 PIN、利用可能コンピュータ名を登録します。pam_matrixは USBキー内に登録されている情報を使って認証処理します。

特徴

  • USBキーを接続してPIN コードを入力するとログオンできます(PINコードは無効化可能)。
  • USBキーで認証するプログラムを選択できます( PAM設定 )
  • 認証するユーザ/グループ, PINコード, コンピュータは正規表現でキー登録
  • USB キーはOSのドライバーで作動