事業内容

1. ソフトウェア―資産の保護

ソフトウェアー保護のための USB セキュリティキー（ドングル）製品を提供。

PC ソフトウェアーをソフトのみで保護のは困難/不可能です。セキュリティハードウェアを用いて、確立した方法に沿って、安定した API で セキュリティハードを操作する方法が最善策です。しかし、保護コードはソフトウェア本来の機能とは関係ありません。出来上がったソフトを 素早く保護したい、リリース後の保護コードの保守に手間をかけたくない、そんなニーズに答えるソリューションがMatrix USBソフトウェア プロテクションキーです。

Windows 365の登場で クラウドPC が本格導入される環境が整ってきました。クラウド PCには直接ハードウェアを接続できません。Windowsがリモート接続 サポートする機器（スマートカード等）もありますが、ドングルはサポートされません。 vMatrix は Matrix API をクラウド化、Matrix APIを埋め込んだ プログラムは、クラウド PC でもコピー保護されます。

既成ドングルでは満たせない高度なニーズに ELスマートドングルを提供。ユーザは EL内部で実行するプログラム（ファームウェア）を作成、 ユーザ独自にカスタマイズしたドングルを作成できます。

クラウドPC（ Windows 365 ）でローカル USBハードウェアキーを利用したいというニーズには　USBキー型スマートカードを提案。 Windows 365のクライアントはスマートカードのリモート接続をサポートするため、ユーザのPCにUSBキー型スマートカードを接続すると Windows 365に直接接続したように認識されます。スマートカード標準 API (PKCS#11)で操作できます。

2. 認証

コンピュータやソフトを使うユーザの本人確認は、セキュリティの入口です。誰が使うのか、使ったのかが分からなければ コンピュータ/ソフトのセキュリティは成り立ちません。

ソフトウェアーを保護することは、ソフトウェアの利用者を制限する、つまり、誰にソフトウェアーの利用を認めるのかという 問題を解決することです。保護ソフトウェアは、セキュリティハードでソフトウェアの利用者を認証しています。

USBセキュリティハードを利用した Windowsログイン認証と Web 認証に関わる技術を利用したソリューションを提供。

Windows ログインはクレデンシャルプロバイダーで実現されています。クレデンシャルプロバイダーを利用した Windows ログインソリューションを 提供します。

クレデンシャルプロバイダーは複雑な仕組みです。もっと簡単にログイン制御を実現するのが SimplePCLock です。ユーザの Windows へのログインを 監視して、USBキーが接続されていなければ強制ログアウトさせます。USBキー未接続でもログアウトしない例外ユーザを指定できます。

ブラウザ自身がサポートしたハードウェア以外を使った Web 認証は困難が伴います。USBキーWebログオンは、セキュリティ要件が厳しくなったブラウザ が警告を出さない仕組みで Web USBキー認証を可能にします。

WindowsはスマートカードやFIDOを標準サポートする機能があります。ブラウザも FIDOをサポートしはじめました。弊社認証ソリューションは、標準機能では 実現されていない機能にも柔軟に対応可能です。

3.ドキュメント保護

ソフトウェアーを保護できるのであれば、ドキュメント保護も可能であろうと思われがちです。ソフトウェアはそれ自身、実行可能ファイルです。 実行制限をかけることは可能です。ドキュメントは閲覧ソフトで読み込み表示します。ドキュメントだけでなく、閲覧ソフトによる対応が必要になります。 保護するドキュメントの種類ごとに閲覧ソフトを対応させるのは困難です。

ブラウザは各種ドキュメントファイル(html/PDF/スクリプト/css/画像/動画)を表示できます。Chromeのオープンソース版(Chromium)ブラウザを ドキュメントビュアーに用いたのがドキュメント保護ソリューションです。

Chromiumが対応するドキュメントを暗号化、改変したChromiumは読み取った暗号化ドキュメントを復号化して表示。ローカル保存の保護ドキュメント、 Web保護ドキュメントを、この Chromium（ビュアー）で閲覧できます。ビュアーはUSBキーを接続していなければ起動しません。