構成

1. 液晶タッチパネル端末

キーボードとして機能する Windows CE 端末. この端末をキーボートとして機能させるための プログラムを動かします。キータッチで、キーに登録されている文字列が PC のアプリケーションに入力されます。
利用している Windows CE 端末 RWE500 には USBターミナルポートが装備されているので PC と USB 接続できます。 USBターミナルポートが装備されていない Windows CE / Windows 端末も利用可能ですが、PC との接続はネットワーク になります。
端末をキーボートとして機能させるためのプログラムは Windows / Windows CE / Windows Mobile に対応しています ( CEは 5.0、Mobileは 6 とのみ動作確認)

2. PC 側のキーボードエミュレータ

PC 側では液晶端末から送られてきたデータをもとに、キーに登録されている文字列をキーフォーカスをもった アプリケーションプログラムに入力するキーボードエミュレータを実行します。OS の機能でキー入力するのでは なく、専用のプログラムを利用するため日本語入力が可能です。

3. アプリケーションから利用できる API

PC 側で実行されているアプリケーションは、端末側にページを切り替えるコマンドを発行できます。 アプリケーションの入力フィールドに必要なページに自動で切り替えることが可能です。コマンド発行のための API が用意されています。

4. 液晶タッチパネル画面のレイアウトソフト

液晶タッチパネル画面のキーレイアウトを行う PC 用プログラムを使って、自由に画面にキーを配置できます。 タッチパネル画面に表示されるのとまったく同じ画面が PC 側に表示されます。

画面のキーに表示される文字列と、キーをタッチしたときに PC 側で入力される文字列はそれぞれ別々に設定します。キーに表示されている文字列とはまったく別の内容の入力文字を設定可能です。

PC でページをレイアウトした後、端末側に送ります。

端末側では右側のページ切り替えキーでページを切り替えることができます。PC 側から API 経由でページを切り替える こともできます。ユーザはページを切り替える操作を行いながら、必要なキーをタッチして入力作業を行います。